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2023.02.12

性病で不妊症になるの?性病は治るもの?

みなさんこんにちはスタッフTです。最近多く当院に【不妊相談】に来られた患者様や、【陰部の不快な症状】でお問い合わせがある方に聞かれる質問です。

「性病」(STD)とは・・・
性行為により感染する病気」です。ただ単に性器の病気というわけではありません。

たとえば、「排尿時に尿道に痛みがあり、膿のようなものが出た」場合など、その症状から見れば、STDでは「クラミジア」や「淋菌」に感染したように思われますが、性行為を行わなくても、雑菌などが尿道から侵入して炎症を起こすこともあります。

あるいは、性器にイボのようなものができている場合、STDでは「尖圭コンジローマ」が疑われますが、同じようなもので性病(病気)ではないものもあります。

性器に症状があるが、性行為はしていないし・・・という場合は、STDではなく別の原因が考えられますので、必ず専門の医師に診てもらうようにしましょう。

なかなか日曜に空いてるクリニックがなく、不快な症状のご不安で男性や女性の患者様が多くお見えにられます。(日曜日は終日経験豊富な神道院長が診察をしております。)当院では話しずらいご相談内容も経験豊富な女性スタッフがおりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

性病(STD)に感染したからといって、必ず不妊症になるというわけではありません。

ただ、感染したまま放置していると、不妊症になる性病(STD)があるんです。

それは、感染者数が最も多いと言われている「クラミジア」。クラミジアは感染しても症状を感じにくいことが多いため、気づかずに放置してしまうことがあります。「クラミジア」はすでに感染している人と性的な行為(セックス・オーラルセックス・アナルセックスなど)をすることで感染する性病の一つです。

感染部位は男性の場合は尿道肛門、女性の場合は、男女共通としてのどへの感染があります。

女性の場合、感染したまま放っておくと、腟から体の奥へ菌がすすみ、卵管閉塞(へいそく)などを起こして不妊症になることがあります。

卵管閉塞とは・・卵管は受精卵を輸送する大切な役割もあります。 その大切な役割をしている卵管が何らかの要因で閉塞し、詰まっている状態をいいます。

普段はコンドームなどで予防をすることでSTDは防げます。
でも、少しでも様子が変だな・些細なことでも気になる事があった場合は、必ず検査!これが一番大切です!

たまにピルを飲んでいるから性感染症にもなりませんよね?と聞かれることがありますが、

ピルでは全く予防はできません。(><)

そして性病になった場合ほとんどの種類は治すことができますが、残念ながら全て治るわけではありません。

クラミジアは内服薬や淋菌は点滴などの抗生剤で治ります。

しかし、ヘルペスや尖形コンジローマなどは表面上はなおっても、体内に潜伏しているウイルスまで退治することはできず、体調の変化(免疫力の低下)などによって再発することがあります。

また、HIV(エイズウイルス)に感染した場合も特効薬は開発されていないため完治することはできませんが、どんどん研究が進み、今では死に至ることが少なくなってきています。

最後になりましたが、コンドームは避妊だけでなく、「感染症を予防する」ためのもの。淋病・クラミジア・性器ヘルペスそしてエイズなどから「命を守る」方法です!!

「コンドームは命を守るため」のツール。

なにか異変がありましたらすぐにご来院くださいませ。祝日以外診療しており保険はご予約不要です。診療時間ないにお越しくださいませ。(保険外の当日迅速検査や待ち時間の要らない性病検査予約もございます↓)

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