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2023.10.05

もしかしてバルトリン腺炎?

いつも神道レディースクリニックにご来院&blogのご閲覧いただきまして誠にありがとうございます☺

スタッフTございます。

「座ると痛いんです・・ゴルフボールくらいに腫れていて・・・」と診察に来られる方がいます🚑

バルトリン腺とは腟の左右にあるエンドウ豆大の大きさの分泌腺です。

通常の状態では、触ってもどこにあるか分かりません。膣の入り口の5時と7時の方向に開口し、分泌物を出しています。その分泌物は、潤いを与えたり、感染を防ぐ等の働きを持っています。

もともと5mmくらいの袋が、数cmまで、はれてしまうことがあります。

中で感染が起きると膿がたまっていきます。これをバルトリン腺膿瘍と言います。
バルトリン腺膿瘍は、通常、片側だけに起きて、かなりの痛みを伴います。

バルトリン腺膿瘍の原因やリスクははっきりわかっていません。性感染症との関連や年齢による増加が報告されています。

サイズが小さく、無症状の場合は経過観察となります。サイズが小さく、炎症も軽度な場合は、抗菌薬を投与します。疼痛が強い場合は、穿刺を行って膿を出します。

切開や手術が必要と医師が判断した場合には紹介状を書かせていただいております。

なんだかおかしいなぁと思った際はご予約なしで受診頂けますのでご来院のうえご相談くださいませ。🙇‍♀️✨