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2019.10.27

取材を受けました

神道レディースクリニック 神道寿勇 取材の様子をお伝え致します。

2年という構想と準備期間を経てできたクリニックについて
2時間熱い想いを語る院長先生

 

 大阪メトロ谷町線の大日駅から徒歩数分。ショッピングモールの二階に2019年7月1日に開院の「神道レディースクリニック」真新しい院内は、青緑色と白で統一。

「女性だけでなく、男性も来院しやすい空間にしたかった」と人懐っこい笑顔で話すのは、院長の神道寿勇(しんどうひさゆう)先生。様々な感情を持つ患者様が同じ空間で診察を受けることに配慮し、動線を保ちつつ視線は遮られ、居心地の良い空間に仕上がっている。

患者様にフランクに話しかけ、優しく緊張をほぐしてくれる包容力溢れる神道院長に、女性を輝かせたいという熱い想いから、クリニックの未来までをじっくり聞いた。(取材日2019年10月11日)

-とても素敵なクリニックですね。 コンセプトをお聞かせ願えますか?

女性のすべてのライフステージをサポートしたい

当院のコンセプトは、産婦人科と美容皮膚科の融合をコンセプトに開院しました。私は産婦人科医ですから、産婦人科のメニューだけでは女性の一生をトータルにサポートできないと感じていました。「ママになるまで」と「出産してママになってから」のすべてのライフステージにおいて、女性の力になりたいと思ったことがきっかけです。そしてテーマカラーは、青緑色(ティール)と白です。これは子宮頸がん啓発活動のシンボルとして世界中で活用させていると言われる、ティールアンドホワイトリボンからとったものです。子宮頚がんは、2、30代の若い女性に増加する傾向にあり、年1回の検診を役立て早期に発見できれば根治も目指せる可能性のあるがんです。当院は、一人でも多くの女性を救うために、子宮頸がん検診の啓発にも積極に取り組んでおります。

-院内をご紹介ください。

 受付を左手に進むと産婦人科、右へ行くと美容診療のゾーンになっています。婦人科に来院された方は、左手の通路を進んだ先の中待合でゆっくりと診察をお持ちいただけます。当院の婦人科の特徴は、裏手にもう一つ扉を設けていることです。中絶や流産など、アンハッピーな気持ちで来院される方や不妊の検査や治療に来る男性もご来院していただきやすいようにとの考えからです。専用の待合室があり、表の待合室を通ることなく会計を済ませてお帰いただくことが可能です。

診察室を挟んだ両側には、内診室と4Dエコー機材を備えたウルトラサウンドルームがあります。4Dエコーはプロジェクターを通して、立体的なまま赤ちゃんが動いているのリアルタイムで見られます。壁に画像を映し出すため、まるで神秘的な映画を見ているかのような感覚になります。小さいお子さんはママのお腹に赤ちゃんがいることを認識しにくいものですが、ママをいたわる気持ちが芽生えるようです。

日本初ウルトラサウンドルーム

-こちらに開院を決めた理由を教えてください。

 この辺りは大規模な商業施設やタワーマンションが建ち並び、住む人も多いのですが婦人科のクリニックが足りていませんでした。そのため、開院する場所を探していた所ここを見つけました。自分で家主さんに交渉をして「1年半後なら」と快諾してもらったお陰で、内装や設計などもじっくりと練ることができました。当院は、月曜日を休診日とし土曜日・日曜日は診療を行っています。休日に診療を行うクリニックは少ないため、大阪の南部や神戸方面、滋賀県からも来院される患者様がいらっしゃりありがたく思っております。

-なぜ産婦人科医師になろうと思われたのですか?

外科医師だった父の影響で「自分も外科系に」とは思っていましたが、産婦人科は予想外でした。全科目の実習を回った一番目が産婦人科で、たまたま担当した患者さんがお産に立ち会わせてくださったことが転機となりました。初めての経験。その神秘と迫力にただただ圧倒されました。

「ママはすごい!」と感激したことをよく覚えています。産婦人科というのは幅の広い診療科です。あらかじめ問診がなければ、パッと診察に入って来られた患者様が妊娠なのか婦人科疾患なのか、不妊治療なのかもわかりません。治療も単一的なことでは解決せず、その症状ごとに振り幅があるのが面白いですね。何年続けていても毎回気構えます。緊張感を持って日々診療できるのがやりがいにつながっています。

開業医になることは、以前から決められていたのでしょうか。

私の父も開業医ですので、関西医科大学に入学した頃から「いつかは自分も」と考えていたように思います。産婦人科医療は産科、婦人科、不妊治療の3つに分かれています。同大学の産婦人科では、3領域ともにしっかりとした研究、臨床を行っていたので、すべてをバランスよく学べたと思います。症例数も多く卵巣や子宮がんなどの手術も多く手がけてきました。その中で、個人的に私は産科領域が好きでしたので、大学を退職後には、産科をメインとする医院に4年間勤務しました。多くの妊婦さんの健診を行い、たくさんの赤ちゃんを取り上げ、帝王切開も数多く経験させていただき、を積むことができました。


-患者さんに接する際に心がけていることは何でしょうか?

優しく丁寧に、なるべく痛みを感じないように診察をすることです。「今から診察しますよ」と声をかけ、脚をポンポンと触ってワンクッション置いてから始めるようにしています。「内診が始まる」と緊張されると体が硬くなり痛みを感じやすくなります。なるべく力を抜いて、お互い協力し合うことが大事ですね。

自身の実体験を話すことで患者様との信頼関係を深める

 婦人科へは、幸せでない気持ちで来院される患者様も多いものです。不妊治療の方は、ガチガチに緊張して来院されます。1年、2年と思い詰めた状態で過ごしておられるのですから、仕方ありません。「基礎体温測定を一度やめてみて、少しリラックスして過ごしてみてはいかがでしょう」と言うと、たいがいの患者様は泣いてしまわれます。泣くことで緊張から解放され、そして笑顔でお帰りになられるとこちらもほっとします。流産でご来院される方も心を砕きます。実は私の妻は2回続けて流産しましたが、今年の6月に無事出産することができました。繋留流産の手術も私が行いましたし、家族ならでは思いもあります。私の実体験をお話しすることで少しでも気持ちが癒えれば嬉しいです。私はいつも患者さまに共感して寄り添いたいと思っています。

-最後に患者さんの美容面に着目されているのはなぜですか?


 妊娠するとホルモンバランスの変化によりしみができやすくなったり、色素沈着が起きることがあります。また、産後の腟の緩みによる尿漏れなども、解消すべき問題点の一つでしょう。妊娠中は様々な制約があるため、美容ケアは出産後に、ということになります。ところがいざ出産すると、今度は全てのベクトルが子供に向かってしまい、自分の悩みは後回しに…。

妊娠する前にあった女性としての美への意識が、どうしても置き去りになってしますやすくなることがもったいないと思ったのです。妊娠・出産というハッピーな経験をした後は、再び一人の女性として輝いてほしいですし、そういう女性ならではのサイクルを大切にして欲しいなと思います。

-最後にメッセージと、クリニックの今後の展望を教えてください。


 まずはこの地域に根づき、産婦人科のさまざまな悩みをカバーしながら、産後ケアを始め美容面でお困りの患者様へケアについても力を入れていければと思います。日本ではまだまだそのような考えは浸透しているとはいえませんが、当院がそのさきがけとなれるよう、一人の女性がいつまでもキラキラと輝き続けれるように、美容面のケアの重要性も啓発していきたいです。