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2023.11.18

妊婦健診、経腟エコーの必要性

いつも神道レディースクリニックにご来院、またblogをご閲覧いただき誠に有難うございます。

スタッフTです☺

患者様の中で「妊婦健診の下の診察はしなきゃだめですか?」とおっしゃられる患者様がおられますので今回はその必要性をお伝えしたいと思います。

妊婦健診の際に経腟エコー(超音波)検査で子宮頸管(子宮の出口)を注意深く観察し、この長さを計測したり、この出口が開いていないかどうかを調べています。
この子宮の出口の閉じている部分の長さ(子宮頸管長)が3cm未満になったり、出口が開いていたり(内子宮口の開大)しますと早産となることがあります。

切迫早産傾向・子宮頸管無力症を経腟エコーで早期に発見し、早産を予防する試みが全国の産婦人科施設で行われるようになってきています。

当院では分娩や入院設備がないため、何かあったときに手遅れにならないようにするため、妊婦健診の際毎回経腟エコーをさせていただいております。実際「最近お腹が良く張ります。」とおっしゃられて経腟エコーをすると子宮頚管長が短くなっており、分娩施設で入院された患者様も過去に何人もおられます。

これに気づかなかったら知らず知らずに早産になっていたかもしれません。

プローブ(エコーの先の部分)が入ることに違和感を感じたり、お痛みを感じるため苦手な方も多いかと思いますが、当院の医師は痛みに配慮し、患者様に寄り添いながら行っております。なるべくリラックスして受けていただけたらと思います。

ご自身の子宮頚管の長さを診る機会はなかなかありませんので今回はどのくらいかな?と思いながら来られる患者様も多いです。

何かありましたら是非お気軽にお問い合わせくださいませ。

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